デザイナとして組織に所属していると、個人の方からの案件をお請けすることは、予算的な都合で、なかなか現実的には難しくなってしまいます。

わたくしがフリーランスに転身した理由のひとつに、そういった個人の方からのご依頼にもお応えしたい、という思いがありました。

—

お友だちの齋藤くんからお話しをいただいたとき、わたくしは大変嬉しかった。独立した甲斐があったなあ、と感慨深い思いで満たされました。

齋藤くんは、ウェブ制作における予算とコストの関係をきちんと把握していて、わたくしへのデザインや機能のご要望も必要最小限に抑えられているように感じました。なんという、やりとりのスムーズさ。

わたくしも、それに応えるべく、最大限にコストを削減するよう臨みました。ウェブの機能的な部分に関しては、いままでの制作でつくりためたものを再利用することで、大幅に削減することができます。今回の制作では、独立してからの一年間で得た技術や知識を、フル活用させていただき、コストを抑えつつも、胸を張って公表できるサイトになったと思います。

スマートフォンでもストレスなく快適に見やすく（スマートフォン対応）、管理画面から全ページ更新可能（CMS）、いいね！ボタン / Tumblrボタン の設置（ソーシャル連携）、Retinaディスプレイ対応、などなど、見た目はシンプルですが、目に見えない細部にも、わたくしの一年分を、これでもかと盛り込んであります。