ゲストハウスと静岡
わたくし、ゲストハウスという存在をつい最近まで知らなくて、初めて利用したのがつい半年前。なんかもうふと思い立って勢いで一週間滞在して、それはもうかけがえのない経験をした。でも、文字にしてもきっと伝わらないので、詳しくは書かない。教えない!
あんなにいいものなのに、静岡にはゲストハウスが少ない(ときく)。こんなに毎日いいねが飛び交っているのに、本当にいいものが広がっていかないこの世の中って、いったい何なんだよ、と思うけど、それはまあいいか……。
ちかごろよく考えるのは、偶然、て『よさ』を感じる上で大事だなー、と。
わたくしの生きる糧である<音楽>という分野でも、情報サイトに定期的にポストされるニュースで知った「未知の音楽」と、音楽フェスで偶然見かけただけなのに妙に耳に残った「未知の音楽」とでは、同じ曲でも価値はまったく異なる。これは経験上もう確実に。
「たまたま」や「ハプニング」「アクシデント」に、宝物のような輝きを感じるような気がするんだけど、どうだろう? 最近そういう偶然を大事にして生きている。答えはまだ出ないけど、いまのところ非常に楽しい。
とにかく、ゲストハウスにはそんな偶然がつまっている。ヘンな人がたくさん泊まりにきている。そこでトモダチになったヘンな人がこの投稿をみて、ヘンなコメントを残すかもしれない。そして、あなたがここの投稿を目にしたことも一つの偶然……。
***と、前置き(?)が長くなりましたが、気付いたら、SPACの「ふじのくに⇄せかい演劇祭2014」にあわせてオープンする、演劇祭期間限定ゲストハウス『nedoco』。仕事に夢中になっている間に、申込み締め切りまであとわずか。です。
そう。わたくしもささやかながら、実際に動いているみんなに比べれば、本当に微力でありますが、お手伝いさせていただきました。どうか、これたまたま読んだ人が、勢いで泊まりに来てくれますように。えい!(この投稿も勢い)