3kka pharmacist.com

株式会社週休3日の永井さんとは、長い間親しくさせてもらっている。そういう中で言いたいことを言いたい放題言える仲である。以前は同じ会社で働いたりもしていた。わたくしの理想の関係である『おともだち』であると言える。

そんな中、このようなサイトが出来上がった。

このサイトの話が合った頃、まだ株式会社週休3日の名も無かった頃、あーだこーだとサイト名からリモートで打ち合わせしていた。たしか……「それってつまり、週休3日ってことじゃないですか？」とわたくしが言ったのを覚えている。名付け親はみずたなのだ。永井さんはもう忘れているかもしれないが。

永井さんはSEOが専門だったので、そのテリトリーに関しては詳しい。そういうこともあって、この会社名、このサイト名なのだ。強い。かもしれない。

ただプライベートで多才な、デザインもちょっと理解がある永井さんでもあって、それを説得するのに喧嘩ばかりしていた。良い意味での争いばかり起きた。これは、何も起きない平和な現場よりも良い環境だと言える。

顧客情報の扱いにはkintoneを使用している。これを扱いはじめたのは時代的には早かったのではないか。まだ情報やナレッジが広まってない中、Wordpressと連携させた汎用的で使いやすいフォームを開発した。

こういう採用サイトというのは、定番があってそれはそれは胡散臭いものだった。やたらと頻繁にフォームへの誘導があったり……、つまりは楽天の商品ページのような、デザインの敗北というか、そういうサイトである。

それはそれでコンバージョンを生むかもしれないが、わたくしはデザイナーなので、なんとかそのようなディレクションにはあらがい続けた。コンバージョンのストーリーとしてあり得ないからだ。

その結果がこのサイト。アニメーションとか余白を生かしたレイアウトとか、色合いとか、とことん抗った。
成果はどうだっただろう。現状のサイトが、ちょうどわたくしが訴える『胡散臭いサイト』に近づいてきているので、今度挨拶代わりに聞いてみたいと思う。